受賞歴
- 森田憲司
- 農林水産大臣賞受賞
- 緑綬功労章
- その他受賞歴多数
- 森田美和子
- 全国手もみ茶競技大会最優秀賞(1位)
- 全国手もみ茶品評会1等
- 全国手もみ茶競技大会優良賞(3位)
資格
- 森田美和子
- 日本茶アドバイザー
- 茶手揉技術教師
- 東京狭山茶手もみ保存会所属
手もみ茶について
手もみ茶は煎茶本来の製法です。戦後、製茶機械が発明・普及するまで、日本茶のすべてが手もみ製法で作られていました。
摘んだ茶の若芽の飲用成分を抽出し易くし、かつ保存性を高めるために、若芽の茶葉を数秒から数分間蒸した後、焙炉(ホイロ)という加温された台の上で、4~7時間かけ、茶葉を揉みながら乾燥させて煎茶に仕上げます。出来あがった手揉み茶は針状で艶があり、湯を注ぐと元の茶葉の形が現れるのが特徴です。
過酷な労力と生産性の低さ、そして高い技術を伴うため、希少価値は高まる傾向にあります。品評会で一等を取ったものにはキログラム当たり十万円を超える価格がつくことも。
市販されているお茶のほとんどが機械製茶されている現在においても茶葉を自在に操る手の感覚を養うため、こだわりの製茶業者の中で手もみ製茶技術は日々研鑽されています。